底地と借地権とは?素人向けに解説します!!
底地とは?
底地とはその土地に借地権がついている土地のことです。
つまり、土地は自分のものだけど借地権者に土地を貸しているために、自ら使用できない状態です。特に旧借地権は非常に借地権者に有利にできているために、事実上、地代を払い続ければ永続的に使用出来ます。
底地は完全所有権の土地に比べて7割程度安く取引されています。
また、収益性も低い傾向にあるため一般的にあまり好まれません。しかし、地権者が多い場合は所有権化の可能性が上がり、リスクが下がります。売却時はご相談ください。
底地でも所有権にできれば高く売却できます。
底地を持っている地主の方は借地権者と話し合ってどちらかが買い取れば制約を受けない完全な所有権になります。
ただし1筆の土地に複数地権者がいる場合は交渉が難航します。そのような土地を弊社で買い取るケースもあります。
借地権について
借地権とは土地を地主から借りて家を建てます。
普通の所有権の土地に家を建てる場合より制限を受けます。
例えば、売却時には売り渡しの承諾が必要です。承諾なしに売却した場合借地権が消滅してしまいます。
また、毎月地代も発生します。
新築の場合住宅ローンは使えます。取引相場は大体6~7割程度で取引されています。
もしも承諾書がもらえない場合は、承諾裁判が必要です。
地主、借地権者が協力すればお互いにメリットも!!
売却を考えている場合は交渉して完全な所有権化しましょう!!