再建築不可物件の売却相場
再建築不可の売却金額を出すには色々な要素で考えていく必要があります。
再建築不可物件は建て替え、増築、改築などができないので、土地の評価が低くなってしまいます。そのため、銀行の住宅ローンを利用できないケースが多くあります。金利が高いノンバンクを使用することが多いです。この二点が一番大きな要素です。
再建築不可の売却の特性を理解しましょう。再建築不可の相場を形成するにあたって、周辺環境、建物の延床、建物の傷み具合、私道、立地、金融機関があまり使えない、築年数の古さ、密集地にある場合リフォーム工事費が増す、通行、ライフライン関係の問題などを考慮します。袋地(他人の土地に囲まれている)の場合はトラブルリスクがあり売却時に相場がさらに下がります。
また、空き家としてそのまま放っておく所有者が多く、建物が老朽化して雨漏りがおきたり、シロアリの被害が発生したりすることも…。また、火災などのデメリットもあるのでおすすめできません。
ただし、売却するにしても一般の不動産会社では再建築不可物件を有効活用することができないので、低価格でしか買取してもらえないのが実状です。
また、買取相場も一定ではなく、物件によりまちまち。再建築不可物件の場合は、価格を決定する様々な条件(建物、道路の接道状態、エリアの需要、面積、築年数など)が異なるので、はっきりとした相場が存在しないのです。そのため一概には言えないのですが、一般的な相場の半値、もしくはそれ以下となってしまうことが多いでしょう。
仮に値段を大幅に下げたとしても買い手がなかなかつかない物件なので、買取してもらえないという状況も十分に考えられます。
ただし好立地の場合は高く売却することも可能です。また70㎡を超える建物で駅から近い場合は売却に有利です。再建築不可物件の相場を決めるのは非常に難しいでしょう。
再建築不可物件の売却査定について
一般的に不動産を査定するときは、取引事例比較法、収益還元法、原価法などで計算し、あとは売主様の希望を踏まえて価格を決定します。しかし、再建築不可物件の場合は条件がまちまちなので、価格を決めることが非常に難しくなります。
例えば、再建築不可物件の取扱いが少ない一般的な不動産会社の場合、知識に乏しいことが多く、また比較となる過去の成約事例が少ないのが現状です。そのため、取引事例比較法で査定することはとても困難!高く売却するための知識にも乏しいので、買取時の査定価格が低くなってしまうのです。
しかし、弊社のような再建築不可物件を専門に扱う不動産業者なら、高価買取が実現します。これまでの豊富な取扱実績をもとに、再利用可能となるケースなどと比較し査定できるからです。
また、現地などに何度も出向き、建て替えができる可能性を徹底的に調査!その結果、再建築が可能となったケースも多く、お客さまに対して査定額を高く提示できるのです。
このように相場と言えるものがなく、一般的に買い手がつきにくい再建築不可物件でも、良い条件で売却できる方法があります。それは、売却先である買取業者のポイントを踏まえてきちんと選ぶことです。
そのポイントはこちら!
ポイント1再建築不可物件を専門的に扱っている。
ポイント2再建築不可物件の購入を希望する人からの問い合わせが多い。
ポイント3良い方法を提案してくれる。
ポイント4地元での実績が多い。
一般の不動産会社には再建築不可物件の情報が少なく、また知識も豊富ではありません。しかし、専門に扱っている不動産業者であれば、再利用するためのコツや方法を知っているので、売却実績も豊富!また、再建築を可能とするための提案もできます。
特に、東京23区や都下の一部の地域では再建築不可物件の需要があり、弊社にも問い合わせを多くいただいておりますので、スムーズな買取が可能となるかもしれません。
私たちは、このように、再建築不可物件を得意としていますので、諦めずに一度ご相談ください。
再建築不可物件について
再建築不可物件とは
新築で建てることができない土地を再建築不可物件といいます。幅4m以上の道路(建築基準法で定められたもの)に2m以上接していなければ建て替え、増築、改築ができないため、既に建っている建物を壊してしまうと建て替えることができません。そのため、空き家として放置しているケースが多くあるのです。
詳しくはこちら再建築不可物件の活用法
再建築不可物件を空き家のままにしておくと、様々なデメリットがあるためおすすめできません。そこで、デメリットの詳細、また「このような物件を活用するための方法」について、プロがご紹介しています。空き家のままにせず、再建築不可物件専門業者に相談することで、解決できるでしょう。
詳しくはこちら物件のご紹介はこちら!
仕入事業部 : 主任 荒谷竜太 |